認知療法ってなんかすごそう。
今日は午後から図書館へ。
憂鬱な気持ちをコントロールする方法として、認知療法というのがあるそうな。
自分の全ての感情は「自分の認知(物事の受け止め方」によって決まっているという考え方。
これ極めたらだいぶストレスフリーやと思う。
例えば
クラスで児童の授業妨害があったとき
「自分の指導力がないからだ。どうしよう。A君はどうして周りのことを考えて動けないんだ。」とも思えるし、
「こんな時も他の児童は気にもとめず先生の話を一生懸命聞こうとしていたり、注意したりできる子がいるなんて、なんてステキなクラスだろう。みんなでいい授業の雰囲気作って、A君もちょっとずつがんばるようになるといいな。」
とも思えるはず。
同じ出来事でも、人によって捉え方は違う。
そしてその捉え方は、意識的に変えていくことができるというのが、認知療法のすてきなところやなと思った。
二学期もたくさん病むことあるかもやけど、認知療法にお世話になりながら、乗り越えていけるとええな~。
参考文献
「いやな気分よ さようなら」
デビッド・D・バーンズ著
ZOOMセミナー 土作彰先生に学ぶ「子どもに伝えたい10の話」
5月16日、zoomでのセミナーに参加してみました!✨
セミナーでは事前に10の質問があり、それに対するそれぞれの答えを5人グループで共有しました。その後、土作先生から著書「学級通信のいいお話」より、先生の考える答えをお聞きするという流れで行いました。
①学級開きで何をつたえるか。
私は、「人をよく見て、話を聞くこと」と「失敗をチャンスに変えること」を伝えようと考えていました。これらが、子どもたちの思いやりや自信につながると考えたからです。土作先生の答えは、教室・授業は「奇跡を起こす場所」だとおっしゃっていました。それらを伝える活動として「数字の封筒」を教えていただきました。
1 数字が入った封筒を用意する。中の数字は無限であり、何かは分からない。
2 子どもたちに質問をさせることで、最後には数字が当てられる。
非常にシンプルな活動ですが、これだけで
「意見を出すこと」「友だちの意見を聞くこと」「先生のヒントを聞くこと」そして何より「勇気をもって間違えること」の四つもの大切なことを体験できると教わりました。これは、私の教育観とぴったり当てはまるものだったので、ぜひ真似させていただこうと思いました。
②先手必勝 仲間外れがでたらどうする?
高学年女子によくある話です。これが起きた時に大事だと思ったのは、「よくあることだ」とどっしりと構えていられるかということ。そのためには、先手必勝で子どもや親に伝えておく必要があると分かりました。土作先生は「恋愛のお稽古」というたとえ話を使って、説明してくださいました。
下の下手くそな図を見ればわかる通り、ABCちゃんは仲良しですが、AちゃんはBちゃんと二人きりで仲良くしたいと思ったようで、Cちゃんを仲間外れにしました。この時の心理はCちゃんが嫌いということもあるかもしれませんが、「Bちゃんと二人で喋りたい」という恋人のような気持ちもあり得るということです。これが私には目から鱗でした。「仲間外れ」と聞いただけで「それはダメだ!」と言ってしまいそうでしたが、「みんなとではなく、二人でゆっくり喋りたい」という気持ちは、とてもよくわかる感情だったからです。そう考えると、一概に「三人で仲良くしなさい!」とは言えないと思いました。
そのため、事前にそういったことは起こると伝えておき、解決策として、他のDEちゃんと仲良くなる、本や絵などで楽しめるものに取り組んでみるなどの解決策を提示しておくことが大事だと分かりました。伝えておくだけで、「あ、前先生が言ってたあれがきた!」と、子どもも保護者も準備ができ、不満というより前向きな相談・検討ができるはずです。
③ごみを拾える子クラスにするにはどうしたらいいか。
この話で心に刺さったのは、「見えるものに気づかないのに、見えないものに気づくのか」という言葉でした。見えているごみも取れない人間が、見えない友だちの心をくみ取れるわけがないですよね。
あとはきれいにするのは「心をそろえるため」という話もありました。買ったばかりのノートの一文字目は、すこしぐらいきれいに書こうという心理が人には働きます。スリッパが並んでいるトイレも同じことが言えそうですね。アメリカのどこかの州で「割れ窓理論」というものが実証されていましたが、その話も通じるところがありますね。きれいな状態は、心を良い方向に向け、みんながきれいな状態を心がけようという気持ちにしてくれます。
他にもいろいろな子どもに語れそうな話、読んでみたい・見てみたいと思える本や映画しえていただけました。いろいろな方と話すのはとても疲れましたが、とても勉強になった2時間でした!
まずは今日得た学びの一つをクラスで話をする。その後、それを通信にして保護者にも発信しよう!と思いました😊
国語科基礎力トレーニング
今回は土居正博先生が書かれた、こちらの本を読みました!
今回の学び
1.基礎的な学力は継続によって培われる。
授業中の学びだけでは、ほとんどの力は身につかない。(漢字、読む力、書く力、主語と述語などの文構造など)毎回の授業のはじめ5分とか、週に一度など、定期的に繰り返す学習が必要。
やってみよう!と思ったこと
・ひらがな言葉あつめ・聞き取り・まちがい探し
※今日学ぶひらがなで思いつく単語をプリントの余白に書き、あつめた個数を数える。
⇒集めたひらがなが一番多い子に発表させて、聞いた子に発表させる。
⇒お手本ひらがなと間違いひらがなを見せて、「○○だから、△△しないといけません」と直させる。
・まちがえるまで読み
※一人がまちがえるまで丸読みする。
⇒まちがえたところで「ストップ」と言い、そこまでをそれぞれが立って読む。終わったら座る。
⇒続きの文を読んでいく。
・「句読点でしか休まない」という読み方のルールを全員で確認し、それに基づいて厳しく判断する。
・主語くじ一文づくり
※こどもが作った主語をくじにして引く。
⇒くじにかかれたものを主語にして、たくさん一文を書く。(5分程度)
例)犬が走る。犬がほねをかむ。など
⇒かけた数を記録する。(記録表などをノートの分かりやすいところに貼っておくとよい)
まとめ
この本には、すぐにまねできそうな国語の活動が30個も載っていました。今年私は一年生担任ということもあり、取り組むのが難しそうなものもありましたが、中高学年でそういった取り組みができるように、しっかりひらがな・カタカナ・漢字の基礎を固めたいと思いました。文字に加えて、スラスラと読めるという状態にも育てていけるように、がんばろうと思いました。
また、いろいろな方との勉強会は自分にとってハードルが高く、今まで逃げている部分がありました・・・。でも、もっと学ばないといけないなと感じました。自分からも探してみますが、なにかそういった学びの場があれば、教えていただきたいです(>_<)
SDGsって何だろう?
今日は落合陽一さんの「2030年の地図帳~新しい経済とSDGs、未来への展望~」を読みました。
最近よく目にしたり、聞いたりするSDGs。これが、どうやら今後の世界の、日本の、そして私たち一人ひとりの未来を予想する上でとても重要な指標となるそうなんです。この本で私が注目したことは、以下の二つです。
①SDGsとは何か
SDGsとは、「持続可能な世界」の実現を目指して定められた世界共通の目標のことです。これは、2010年の国連サミットで採択され、2030年の達成を目標としています。なんと17種類の目標を掲げ、その下に169ものターゲット(小目標)があります。
これらの達成度合いが、世界の中でのその国が得られるポジションとなっていくことは間違いないでしょう。著者で筑波大学准教授も務める落合陽一さんは、この達成に向けて世界は4種類のアプローチがあると述べています。
Ⅰ アメリカン・デジタル
Ⅱ チャイニーズ・デジタル
Ⅲ サードウェーブ・デジタル
Ⅳ ヨーロピアン・デジタル
この中でも、日本はⅠとⅡには最近押され気味で、価格・機能の面でも真正面の勝負では勝つことは難しいと思われます。そこで、重要なのがⅣの考えです。
ヨーロッパはスイスの時計や、イタリアのファッションブランドなど、機能性というより、独自の文化や歴史によって付加価値をつけて売るという戦略を取っています。これは、長い歴史を持つ日本も同様に取れる戦略です。
しかし、日本は文明開化や敗戦によって、欧米諸国の影響を色濃く受けたこともあり、自国の歴史や文化に付加価値を見出すということは苦手のようです。それは、中古のインテリアや家が価値を落とさず高値で売れるヨーロッパと比べて、新しい物にとびつき、中古の物の値段が激減する日本市場にも表れているのではないでしょうか。
ただ、日本が今成功している一例として、スーパーコンピューターの話が挙げられています。機能面だけで戦うと、アメリカや中国の企業に負けてしまいますが、「省エネランキング」では3連覇を果たしています。自分の得意の分野を突き詰め、それをSDGsとつなげて世界に貢献していくことが、日本の未来でのあり方の一つだそうです。
②今後の世界
世界では、人口が増えていく国もある一方で、日本は少子高齢化の一途をたどるでしょう。しかし、世界はやがてどの国も、日本のように少子高齢化に落ち着く可能性は大いにあります。その際、現時点で少子高齢化の局面を迎えている日本は、この局面を打破することで、その方法で世界でのイニシアティブを取れるとも考えられます。
また、様々な破壊的テクノロジー(今までの社会と大きく変わってしまう技術)が発達していく中で、その一つとしてAIの進歩が挙げられます。AIにより、自動翻訳機の制度が高まり、世界の壁はより取り除かれていくでしょう。
普段の生活では、目の前のことを終わらしていくことで精一杯だったので、こうやって俯瞰的に世界の動きを捉えてみることは、自分の人生の指針になるし、子どもたちに指導に当たるにおいても必要な視点ではないかと思いました。本の学びから、以下の三つを取り組んでみたいと思います。
1.日本は少子高齢化社会⇒お年寄りが住みやすい社会にしたい⇒地域の人材を活用して、学校でいろいろ教えてもらう。⇒1年生なら、昔遊びとか?
2.自動翻訳機の発達で英語を学ぶ意義の変化⇒個人的には、英語を学ぶ意味・教える意味はあるのではないかと思う。例えば、
日本語で話しかけてくれる外国人 と 母国語で翻訳機を介して話してくれる外国人
を比べた時に、前者の方が友達になりやすかったり、仕事しやすかったりすると思うから。でも、自分の中でも「真剣に英語を学んでも、あんまり意味がないのかな?」とブレる部分もある。だから、
・外国語指導要領を読む
・何か英語でコミュニケーションをとれるコミュニティを探してみる
3.エネルギーやエコに関心を持って行動する⇒国産のものを買う、電力会社でもエコエネルギーを供給している会社を選ぶ。
目の前のことに加えて、少し未来のことも見通しながら考えていけるといいなと思います😄
6年生の学級づくり~土作 彰先生~
新学期に向けて土作彰先生(@piccolinopico)の著書を読みました。
来年度の担任学年はまだわからないのですが、高学年の指導について一番学びたかったので本書を手に取りました。
学んだことは以下の三つです。
①自分の哲学(信念)を持つ
土作先生は、時には「教員失格」「教師の資格がない」などの強い言葉でメッセージを綴っていました。このように言えるのは、確固たる哲学(信念)を持っておられないとなかなか言えません。この態度は、きっと学級の子どもたちへの言葉かけにも通じるものがあると思います。土作先生がおっしゃる哲学は、さる先生(@saruesteacher)のMISSIONと同義なものだろうと、読んでいて感じました。
私の教員としての哲学は「おうじ」で表せるかなぁと、読んでいて感じました。
お・・・思いやり
う・・・運動
じ・・・自信
この三つの力・習慣ができれば、人生をより豊かに生きていけるのではないか。そのたの教育をしたいし、時には先生のように厳しい指導もできるようになりたいと思いました。
この哲学を子どもたちに伝えていくには、理想の子どもの姿をイメージできていないと、指導はできません。授業時間、給食時間、掃除時間、帰りの会など、その時々に「こうなってほしい!」という姿がなければ、なんとなく日々が過ぎてしまうと思いました。これは、新学期準備の今イメージしておくことに加えて、毎日自分の中で振り返る習慣をつけようと思います。
また、特に自分の未熟さを痛感したのは取り組む意義をもてていないことでした。6年生なら、最後の運動会・修学旅行・卒業式など、行事が目白押しです。その時に「なんの力をつけるためにするのか」を、教師自身がふわっとした認識しか持てていないと、当然子どもたちの取り組み方やその場の空気感も緩んだものになってしまいます。どの学年でも「なんの力をつけるために」をもっと強く意識しようと思いました。
②長期的な視野
子どもたちを見ていて、理想の状況と程遠く、落ち込んだり声を荒げたりしてしまう場面は何度もありました。しかし、もう少しどっしり構えて、一年を通して育てる意識の重要性に気づきました。土作先生の捉え方を自分なりにまとめると
第一期・・・言われたことができる。
第二期・・・少しのヒントでできる。
第三期・・・言われなくてもできる。言われたこと+αができる。
というイメージでした。一年間だけでなく、何年生か(発達段階)によって求めるレベルも考えようと思いました。
③学級のシステムづくり
第三期には、言われなくてもできる、つまり担任がいなくても子どもたちだけで学校生活を送ることができる状態になるのが、自立した姿であり、理想的だと分かりました。そのためには、「この時はこうすればいい」というシステムを作り、学級をプログラミングしていくことが大切だと分かりました。
・チャイムがなったらあいさつをして、立腰にうつる
・授業の始めは暗記・ドリル系に取り組む。(暗唱・都道府県・100マス計算など)
・チャイムがなったらすぐあいさつして、次の授業の準備をする。
流れが分かり、テンポが良くなると、子どもたちも暇を持て余さずに済みます。
これらの取り組みを徹底させるために、授業準備ができた人にはシールを貼るとか、全員ができたらビー玉を貯めて、貯まったらみんなで遊ぶ時間を作るとか、できたことを認めることもよいのではないか、と個人的に思いました。外発的動機になってしまいますが、「時間を守ることは得だ」と取り組むきっかけにして、後々「時間を守るから、学力が高まっている」ということに気づき、内発的動機に移行していくのもよいのでは?と思っています。
まとめ
①自分の哲学を持つ
②長期的視野で子どもを育てる
③学級システムを確立する
を本書で学びました。みなさんはどんな哲学で、どんな学級システムを採用していますか?6年生以外でも重要な事がたくさん載っていたので、ぜひお読みください。
問題の原因は自分にある?~パラダイム(ものの見方)~
先日からずっと七つの習慣を読んでいます。最近難しい本など読んでいなかった私にとって、読み解くのが本当に難しい・・・。現代文の勉強ってこういう時に役立つんだなぁと感じています。
読み進める中で、何度もパラダイムと原則という言葉が出てくるのですが、これがさっぱり意味がわからなかったので、もう一度最初から読み直しました。(笑)頑張ってまとめてみます。
問題の原因は、自分のパラダイムのせい?
本書では最初、たくさんの人の悩みが列挙されています。夫婦関係、育児、職場など、私たちも共感できるものばかりです。この問題を解決するためには、まず自分が変わらなくてはいけません。自分を本当に変えるためには、パラダイム(物の見方)を変えなくてはいけないと、コヴィー氏は言っています。
では、物の見方をどう変えればいいのかというと、世の中にはいくつもの原則(自然の法則)があるため、それに基づいたパラダイムに変えればいいと言っています。原則は実りある人生に不可欠なものです。そして、誰にでも、あらゆる状況で当てはまる真理だそうです。例えば
- 可能性・・・私たちは成長していくことができるという原則
- 人間の尊厳・・・生きる権利はだれにも侵されないという原則
- 誠実・正直・・・偽らないことが正しく、信頼の土台となるという原則
他にも、奉仕・貢献・美徳・公正・平等など、たくさんあるそうですが、結構当たり前のことのようです。
「そんなんわかってるし、ほなちゃんとしたパラダイム(ものの見方)もできてるわ~」
と思ったんですが、どうやら人間のパラダイムはかなりいい加減なようです。
このだまし絵はよく見たことがあるんではないでしょうか。ある実験では、事前に若い女性がたくさん出てくる写真を見せたチームはほとんどが若い女性に見えたそうです。もちろん逆もしかり。事実は同じですが、パラダイムによってどちらかに見えてしまうのです。そして大抵の場合、自分と違うパラダイムは受け入れられず、否定してしまう人がほとんどです。
人間のパラダイムは、今までの家庭や学校、職場などの環境で経験したことによって形成されるため、人によって異なることが多いのです。そして、そのパラダイムによって態度と行動は決められます。
例えば、亭主関白な家庭で育った人は、父が必ず一番風呂に入るとか、母は家を守ることが当たり前だというパラダイムを持っています。そして、これが平等の原則に反しているとは思わないでしょう。しかし、これは他の人にとっては納得のいかないものだと思います。
自分のパラダイムと他者のパラダイムが異なることを自覚し、相手の考えを取り入れ、自分の物の見方を変えていく=パラダイムシフトが大切だそうです。
まとめ
相手の意見を尊重することは、人付き合いの基本として理解していました。ただ、だまし絵のように、各々の意見(パラダイム)が、どちらも正しい場合があるという視点はなかったです。
教員や親という立場は、子どもよりも意見を押し通しやすい立場です。そのため、自分のものの見方が100%正しいと思い、強引になってしまう危険性もあるかと思いました。自分の信念は持ちながらも、相手にも寄り添うバランス感覚が重要だと感じました。
七つの習慣~主体的である~(言葉と影響の輪)
前回、主体的は「全ての結果は自分の決定と選択によるものであり、人生の責任はすべて自分にある」ということを書きました。改めて書くと、かなり厳しいお言葉ですね(笑)でもそう捉えるからこそ、自分の決定と選択で、自分の人生は変えていけるのだと思います。
前回の記事だけではうまくまとめられなかったので、続きをここに。
コヴィー氏は、主体的な人間の反対は、反応的な人だと述べています。
何か出来事(刺激)が起こったら、
「僕はそういう人間だから」(人間は変われないという考え)
「本当にむかつく奴だ」(自分の感情は相手に左右されるという考え)
「○○さんがもっと××だったらいいのになぁ」(他者によって自分の行動、能力は抑えられてしまうという考え)
と言ってしまうのは、自分の人生なのに決定や選択を放棄し、他者に責任を丸投げする、反応的な人です。他人に望まれる人生を生きたり、他人に振り回されながら生きていく人生になってしまいます。
ここまで書きながら(自分ってめちゃくちゃ反応的な人間じゃね??)と痛感しております。(笑)
自分が主体的な人間かどうか判断する方法の一つが、前述した「言葉」に注目することです。もう一つコヴィー氏がおすすめしている方法が「関心の輪・影響の輪」に注目することです。
人間には
①興味・関心があるけれど、自分にはどうすることもできない領域(関心の輪)
②興味関心があり、自分の行動で変えていける領域 (影響の輪)
の二つがあると述べられています。
どれだけ①の領域で活動しても、身近な現状を変えられないため、②の領域で行動を起こすことが大切だと述べています。
たとえ話として、ある有能な社長とその部下の話がありました。その社長は非常に稼ぐ力をもっていたのですが、独裁者で幹部の者たちの意見をほとんど聞かなかったそうです。そのため、幹部たちはいつも愚痴をこぼしていました。しかし、その中で一人だけ、社長の弱点に気づきながらも、それを補うように行動した幹部がいました。社長の求めるものを先に考えまとめたり、社長の強みが活かせるようにフォローしました。また、社長によって被害を被る部下のフォローもしたりしました。すると、社長の信頼があがり、その部下にだけは、「君はどう思う?」と意見を求めるようになったというのです。影響の輪で行動することで、影響の輪が広がったのです。
このことから①と②は非常に近い領域だと私は思いました。伝わらないところで不満をもらすことは愚痴であり、「関心の輪の中の行動」です。しかし同じ内容でも、その不満を直接伝えたり、その不満を解消するために自分にできることに取り組むことは「行動の輪の中の行動」です。同じことを思っていてもこの領域の思考があるだけで、行動は変わってくるのではないかと思います。
まとめ
コヴィー氏は主体的な人間であること、つまり人生の主導権を自分が握るためには
①約束して守ること
②目標を立て、努力すること
をあげています。
私は
①選択と決定、その結果の責任は全ては自分にあると考え、「しょうがない」「やるしかない」というやらされ言葉を使わない。
②一週間手帳を書き続け、自分が選んだ人生を生きれるようにする。
これらに取り組んでいこうと思います!
とりあえず今は自分のためのアウトプットだけど、少しずつ誰かに見てもらう・伝えるためのアウトプットにもレベルアップしたいな。