お金持ち=幸せ?
毎年年末年始には、実家年の近いに従兄弟と集まるのですが、おもしろそうな本を持っていたので読んでみました。
この本は、偏差値が35程度の状態から、二浪して立命館大に入学した著者、金川顕教さんの体験を元に、80個のアドバイスが載っています。
公認会計士の資格を在学中に取得し、一流企業に勤めて、年収は一千万近く。しかし、三年で退職し、企業して30代に入ったときには資産3億を越えたそうです。
この時点で
「あ、そういう本興味ないです」
という方もおられるのかもしれないなぁ。(笑)
私も読んでいて、
「とがっているなぁ、、、」
「敵を作りそうな書き方するなぁ」
と思って読んでいました。
例えば
・合コンは四年に一度
・仕事と私どっちが大事?という彼女とは別れろ
・シャワー○ 風呂×
・睡眠はMAX五時間まで
・パスタ、ラーメン、ピザなどは食べるな
・酒は飲むな
などなど、、、
そんなん息苦しくては楽しくねぇよ!!!!
ってなりますよね。(笑)
でも、全部は真似したいとは思わないけれど、不思議と納得してしまうところもある。それは、目標に対して芯が一本通っているからだと思いました。
金川さんの場合は、お金を稼ぐという目標のみに焦点をあてています。そこを突き詰めると、人と同じ行動では、人と同じ成果しか出ない。人と違う行動をする上で生じる不安や迷いは必ずあるけれど、そんなの当たり前だという励ましが伝わってきたした。
また、勉強やスポーツと同じで、ある程度時間を積み重ねないと、大きな成果はでない。そのために、時間を生み出そうとする意識の大切さを再確認しました。
私自身、学生の頃、勝つために部活でがむしゃらに頑張った時や、受験に向けて自分なりに精一杯勉強したことがありました。
自分は今、言い訳ばかりを先にして、目標に向かって必死に努力できてるのか?
楽な方に逃げてしまっていないか?
自分の今を見直す良い機会になりました。
お金を稼ぐということ以外にも、この本の考え方は目標達成に必要な要素がたくさんあると思いました。
ただ、間違えてはいけないのは、著者も言っていたように、お金をどう使うのか、ということです。
お金は持つことは、それだけじゃ意味がない。その先にある、幸せのために使うことが、本当の目的です。
ただし、持っていないと使えないし、人生の選択肢が減ってしまう。
稼ぐ力を、20代のうちにしっかりつけたいと思いました。