たく@教員5年目

小学校教員をしています👨‍🏫今年で4年目を迎えました!どうすれば自分も子どもも楽しく笑っていられるか、日々奮闘中です✏️趣味→美味しいものを食べること🍽映画鑑賞🎬旅行✈️節約や投資についても興味があって勉強中✏️よろしくお願いします🙇‍♂️

読書「小学生男子の育て方」

今回は、松永暢史さん著書の「小学生男子の育て方を読みました。

 

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3つの点で考えを改めていければと思いました。

 

①子ども・保護者への接し方

・ 教員側からすると、家庭に対して「もう少しちゃんと見てほしい…」と思うこともある。しかし、教員が悩むように、お母さんたちも日々子育てに悩んでいるはず…

もっと保護者に寄り添い、教師は日々の現状は伝えつつも、ある意味「子どもってそういうもの」という思いを持ち、子どもを信じて長い目で見ていくことが大事だと思った。

でも、人に命や心を危険にさらすことは許さない。その時の指導は、厳しく短く。少しずつ怒りのボルテージを上げるのではなく一発でバシッと言う。理屈で伝える時と、バシッと「それは許さない!」と怒りを伝えるのもあり。

・教師が人として楽しんでいる姿を見せる。その姿が、子どもにエネルギーや刺激を与える。一緒におもしろいことを共有できる教師は、子どもに愛され、子ども共に伸びていける。


②考え方

・そそっかしいかったり、ふざけたりするのは、授業がつまらないから。そういうエネルギーが有り余る子こそ、社会で輝く力を持っている。困らせてくれる子が、授業改善のサイン。

・親も教師を選べない。謙虚に、感謝を伝え続ける。


③具体的な指導法

・黒板をじっと見てからノートに一気に書かせる。集中力や暗記力がつく。

・強制的にやらせることは続かないし、成果が出なかったり、大きくなってから反動で勉強しなくなったりする。

・文章を書くことへの習慣づけを楽しみながらする。→1日の終わりにがんばったこと、明日頑張りたいことをかけたら、○ポイント。○ポイントたまるとお菓子、おこづかいをあげるなど。学年に応じて、書く内容のレベルと報酬を変えると良いと思う。

・漢字は辺とつくりに分けるだけでなく、中に習った漢字が合体して出来ていないか、分解して教える。


④まとめ

人生の目的は「オモロく生きること」。親も先生も、子どもの幸せを願って色々なことを教えたいと思っているけれど、それが子どもにとってありがた迷惑のこともある。時には我慢も必要だけれど、子どもの日々が楽しくない状態で言い訳がない。学びと楽しみが両立できるように飴と鞭のバランスが大切。

・お金で買って、消費する与えられた楽しさ(特にゲームなど)だけでなく、自分が0から生み出して、誰かを喜ばせる、与える楽しさを実感できる人生に。それこそが、最高の楽しさであることを、感じられるように。