映画鑑賞「アラジン」
今まで「 A whole new world」などの作品で使われる音楽はたくさん聞くことがあったけど、しっかり内容を見たことはなかったので、見れてとても良かった。
昔どこかで「アラジンはハッピーエンドだと言われているけれど、結局王女様は力が無く、アラジンという男性が救い出してくれるという男尊女卑社会を象徴している」みたいなことを読んだ気がしたけど、そんなことはなかった。
ジャスミンは前例のない女性の国王に向けて努力し、諦めずに自分の意見を言い続けた。最後は国王に認めてもらって、自分で法律も変えた。ジャスミンの父である国王に、王子としか結婚できないという法律を「変えてもらった」のではなく、ジャスミンが自分で「変えた」のが、このお話で私は好きだなぁと思った。
あと好きなのはジーニーのキャラクター。あんな面白くて、でもふざけてるばっかりじゃなくて、嘘つきや強欲は身と心を滅ぼすことを諭してくれる友だち。かっこよすぎる。笑
誰でも自分の利益のために、嘘をつきたいって気持ちはあるけれど、その嘘は結局自分心を苦しめるはず。逆に1番怖いのは、嘘をついても心が苦しくならないことだと思った。だからアラジンはダイヤモンドの心を持った人物で、洞窟に入って行けたんかな。
学級の子どもたちも、嘘や身勝手な行動をした時に、周りの人たちの裏切られた悲しみや辛さを想像して、「悪かったな…」と思って反省し、謝れる人に育てたいなと思った。自分はちゃんと悪かったなと思えるきれいな心を持ててるかな?そんなことを振り返る機会になった、ステキな映画でした。